Iliopsoasの脳ブロ

ヨガ的な世界観が好き。

【丹田】腸って動かせるんじゃない?【腸腰筋】

唐突に気づきました。

あれ?

腸って動かせるんじゃない?



うねりながら消化物を運ぶ、筋肉のカタマリなわけですから。



【気づいたキッカケ】

おへその下に手を当てて、

集中…→充実感を感じる

おへその下に手を当てたまま、

チカラを抜いてみる…→充実感が消える



虚だったり

実だったり



…これ、腹筋?



いいえ。

腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋

背中側の大腰筋、腰方形筋…

とか関係なく、中身をギュッと収縮させれるかんじ。

インナーマッスルをひたすら個別に動かす練習してきたから、わかるワケです。



内臓(下腹)が引き上がる/垂れ下がる。

インナーマッスルと腹圧の影響、かとおもってましたけど…

「腸そのものが」収縮してたり、

弛緩してたり、のちがいあるかもです。

チネイザンやったあと、おなかがユルユルになって、下腹がポッコリ出ることあるし。



おへそから下の回腸・大腸はとくに

①精神効果

②重心効果

が高いようです。

丹田辺りは、腸の小さなうねりでも、たぶん、運動に影響力があります。

というより、チカラを入れたところに重心が偏るかんじ?

大腰筋で重心を動かす…みたいに

腸で重心を動かす…の出来るかも、ってこと…



おへそから上、

というか小腸以前の消化器官は

重心が動かないから運動効果が高くもないし、

胃とかムダに動かすと気持ち悪くなります。



丹田を作る」って言葉の意味

神経、血管の話だけじゃなくて、

腸は 筋肥大(!)するのかもです。



でも、武道っぽく「下丹田にチカラを入れる!」

って、腸をガチガチさせるクセつけるのは

ヨガ的に、良くなさそう。

チカラの入れ方が分からなくても、気持ちがゆるみ過ぎて、下腹が出ちゃう。

(ゆるいチネイザンだけだと、リラクゼーションに偏ってしまう



動かす意識、コントロールする意識…

緊張と弛緩のメリハリが大事っておもいます。

軽くスッと動けたらいいのは、エクササイズと一緒。





・腸を動かす神経、筋肉メモ


食道~胃~小腸~大腸

に腸管神経系がある。

腸管神経系は、アウエルバッハ神経叢(筋肉の間にある)

とマイスナー神経叢(粘膜の下にある)に分けられる。



アウエルバッハ神経叢は、食道~胃~小腸~大腸の

外側 縦走筋

内側 輪走筋

の間にあって、2つの筋肉に運動刺激を送ってる。



縦走筋…縦に走ってて、伸びたり縮んだりする。

輪走筋…わっかのカタチで、広がったり縮んだりする。



アウエルバッハ神経叢は、交感神経と副交感神経どっちも持ってる。

マイスナー神経叢は小腸のあたりにあって、副交感神経のみを持ってる。





平滑筋(内臓の筋肉)は疲れにくいみたいです。

半分寝てて身体を動かす気になれないときでも、けっこう動きます。



みみず等の生物も、縦走筋と輪走筋で動いてるらしい。

消化と関係なく腸が動かせるって…ひとが、腸で生きてた時代の名残?とはおもいました。



縦走筋は、フワフワと動かすかんじだけど、

輪走筋は、指をグッて開いたり、拳をギュッて握るかんじかもしれません。

握ると、密度が詰まって重くなるような。

腸を動かす練習するときは、

・おなかの中をうねうねする練習

・おなかの中をグーパーする練習

の二種類やっとくといいのかも。





腸の動きは、重心に作用するから、大腰筋深頭と似たような使い方が出来ることがわかってきました。

✳重心をコントロールする効果については、大腰筋深頭の記事をさんしょう✳

とくに輪走筋。

グーにすると重くなる

パーにすると軽くなる

縄跳びみたいな動きで

グー↓パー↑グー↓パー↑

を素早くくりかえすと、身体が弾むかんじ。

張永祥先生のぷるぷる健康法とか。



大腰筋深頭って、背骨に沿ってついてて、

垂直な「線」(1次元)に近いイメージなんですよね。

だから、

垂直ジャンプはいいけど、水平移動はどうやったら?

って思ってきたワケです。

腸のほうが面積ある(2次元)から、自由度が高そうです。



サイドステップ……腸の左右をつかいわける。

前ステ、バクステ……片足を前に出して、胴体にひねり入ってる状態で、腸の左右をつかいわける。



腸は二次元だから、

両足がそろってる状態で、前後に移動…はうまく出来ません。

腸の上下を使い分けて、上体を前傾、後傾させたりじゃないと、出来ません。

腸のおなか側、背中側、みたいのは、たぶん、ない?



それでも、いろいろな運動に関わってくる…最重要筋ともゆえる大腰筋深頭が1次元で、腸が2次元。

ってすごいことです。

汎用性がヤバそうです。



~輪走筋の鍛え方~

ぷるぷる健康法

ウェイト持ちながらやったらパワーつきそう。

膝ゆるめてつかわない。

おなか周りの筋肉、なるべくつかわない。

腸骨筋と大腰筋深頭を、姿勢を保つのにつかうだけ。

姿勢が崩れると弾まなくなるから…



ジャンプ系はタイミングよくキレよくグーパーを切り替えるの大事。

でも、お相撲さんみたいに、「腰が重い」を実現するのは、

輪走筋をぐーっと締めて持久力つけるトレーニングがいいのかもしれません。



今まで腸腰筋だとおもってた機能の大半、腸が関わってるかも…

ていうか、

小腸、大腸、大腰筋浅頭、大腰筋深頭、腸骨筋

を合わせて「腸腰筋」なのかもしれません。

サイドステップ等、素早く重心を移動させるには?

最近、水平の重心移動のやり方を練習してます。

ヴァルンダワンやタラスタリア✳のダンスで、

背骨が左右に瞬間移動するような動きがあって、真似したくなったから。



ヴァルンダワン

タラスタリア



垂直とびはまだいいけど、水平移動…前から苦手。😂





「立ち幅とび」と「反復横とび」で、水平移動の仕方の差を考えてみる。



【立ち幅とびの特徴】

・予備動作が大きい。

・胸が先に動いて、あとから腰がついていく動き。

・身体が浮き上がる。



上記の特徴を

反復横とびに適用してみると、すごくダメな動きになります。

【ダメな反復横とび】

・予備動作が大きい。

・胸の動きに腰が遅れてくるようなバラバラの動き。

・身体か浮き上がってしまって、すぐ次を飛べない。



ステップのやり方で「うしろ足で地面を蹴って」とかいう。

でも、地面を蹴ると身体って浮く…

水平の地面を真横には蹴れないから。

ジャンプと水平移動で「放物線」になって、

反復横とびみたいな予備動作をなくしたい動きでは遅いです。



もうひとつ、胸→腰(もしくは腰→胸)のように順番に動く場合。

体幹は大事 背骨の柔軟性は大事 とおもって、

この動きばかり得意になってた気します。



重心が段階的に移動してくから、メリハリに欠ける…

ダンスでいうと、体幹が動いてる、でも、重心それほど動いてない、

みたいな。

その場で背骨をしならせてるひとが居たとして、

「柔らかい」とは思っても「運動神経良い」とは思いません。



反復横とび失敗!みたいのも、大体これになる気します。

段々、胸と腰がズレてく。

高速ステップが必要なスポーツ(テニス、バスケとか)は

背骨の柔らかさより、まっすぐな強靭さが必要になってくるのかも。



…問題点ふたつ…

水平移動するのに、足で蹴ると身体が浮いちゃう。

体幹をつかいたいけど、背骨をしならせると遅い。





改善案



練習してみたかんじでは、

背骨をなるべくまっすぐに保ったまま、ごく小さく、瞬間的に、振る といいみたいです。



胸と腰……「胸椎」と「仙骨の辺」

2つの重心のポイントを意識して、同時に水平ジャンプさせるかんじ。



もし胸のジャンプが強かったら、胸が先に動いてしまう。

もし腰のジャンプが強かったら、腰が先に動いてしまう。

バランス大事みたいです。

止まるときは逆方向に一瞬振ります。



ほかは垂直ジャンプと一緒…

垂直ジャンプは、しゃがんでるとか、手を振ってるとかはオプションで、

体幹の、背骨の一瞬の加速をキッカケに跳んでる割合が大きいとおもいます。

逆上がり苦手な子が、足をバタバタさせて地面を蹴っても上がれなくて、出来る子は小さな動きでヒョイって上がれるように。

重心は、キレさえあったら、ちょいって動きで十分。



逆上がりとか倒立に入るのは、胸を支点に腰だけ加速でもできます。

水平の重心移動は、胸と腰を一緒に加速させないとダメだから、むつかしいっぽい。

小脳トレーニング

ーー小脳トレーニングーー



小脳をつかいそうなことをやる・・・

とかは、してません。

目をギョロギョロさせて指を追ったり。

とかは、してません。



「脳の機能局在は絶対じゃない。」

ということは、

脳のこの部分は○○をやる場所(機能局在論)だから、

○○をやったら鍛えられる…

とは限らないことになります。  



ていうか、

運動以上に「代償動作」が起こりやすい予感がします…脳は。

極在論的な側面もあるけど、脳細胞ってフレキシブルなものみたいです。



場所とカタチ

おぼえといて、瞑想っぽく集中すると、小脳が活性化する感覚は得られます。

youtube.com

脳に感覚があるのかは…わからないです。

ぜんぜん感覚ない場所と、集中すると独特の感覚が得られる場所が混在してるかんじで…

たぶん、ひとによって異なるのでしょう。



インナーマッスルつかう練習のときに必要な、「体内の三次元的な感覚」はそのままつかえます。

精度を高くしてったら、

間脳・大脳基底核大脳辺縁系あたりの、コマゴマしたパーツの特定も、出来なくはないかもです。

小脳はデカイから、素直にいけるっておもいます。





~試したこと~

最初……集中してたら、小脳に熱感



座って、みぞおちの前でてのひらを上下に振ってみる。

きもち顎をあげて、頭を前に出して、

てのひらの振動が小脳につたわるように。



音楽を聴きながら、音が小脳を響くようにする。(いいかんじ)

受動的に聴くだけじゃなくて、

能動的に、音のリズムと音色に、小脳のスパイク発火を合わせてく。

上部頚椎をちょいちょいうごかして、おどるかんじ。

脳のほかの部分は、出きるだけブラックアウト…



耳のうしろ~後頭部の下半分の表皮に反応が出たから、スリスリなでる。

小脳をとおすように、ゆっくり呼吸。



運動と一緒の要領で、

活性化→感覚を得る

→とにかくうごかす(作用させる)

→コントロール力を高めてく

→神経かよわせてからの→沈静化

みたいなサイクルが要る気しました。

活性化したらイイ、わけじゃないということですね。





☆小脳の前葉を意識する


小脳の上のほう ちいさめ

前葉

下のほう おおきめ

後葉



小脳は見たかんじで、

片葉小節葉 前葉 後葉

という分け方をするみたいです。

発生した順番で、

前庭小脳(古小脳)

脊髄小脳(旧小脳)

大脳小脳(新小脳)

という分け方をする場合もあります。



片葉小節葉=前庭小脳

前葉=脊髄小脳

後葉=大脳小脳 …って説明をしてる場合と、

片葉小節葉=前庭小脳

小脳のまん中辺=脊髄小脳

小脳の左右=大脳小脳 …って説明をしてる場合があったりして、

どっちが正しいかは?よくわかりません。



感覚的には、小脳の前葉と後葉はちがってるようにかんじます。

小脳と脳幹をつなぐ、上小脳脚、中小脳脚、下小脳脚。

小脳の前葉を意識する→

上小脳脚をつたって、中脳というか、間脳のほうに向かうエネルギーの流れが感じられる…

みたいな。

間脳のほうには、自律神経をコントロールする視床とかがあるから、

小脳の前葉を意識すると、涙腺がゆるむような感覚もなくもないです。



上小脳脚は、出力。

中小脳脚、下小脳脚は、入力を担当してるらしくて。

脳幹の下~まん中の方から、小脳に信号が入ってきて、

小脳から、脳幹の上の方に信号が出てく…

イメージすると、引っかかりなくスムーズな気持ちになれる気します。

(逆はなんか気持ち悪い。先入観かもしれないけど。)





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